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バルセロナで日本語の礼拝に参列したい、聖書を読んでみたい、と思う方々への案内用ブログです。プロテスタントとカトリックの合同集会ですが、洗礼を受けているか否かに関わらず、聖書に興味をもたれる方ならどなたでも歓迎します。なお、統一教会やエホバの証人など、いわゆる異端といわれる宗派とは一切関係ありません。
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なぜ善を行うのか
 「三日三晩、断食の祈りをしてください。そのあとで私は王のもとに参ります。このために死ななければならないのでしたら、死ぬ覚悟でおります」

こうエステルがモルデカイに伝えてから3日目の夜。ペルシア全土のユダヤ人は民族の存続をかけた祈りのピークを迎えていた。皆、疲れも空腹も忘れて涙ながらの祈りをささげていたことだろう。王妃エステルも同じこと、翌日の王への進言のために自室で必死の祈りをささげていたはずだ。

  


同じころ、王の側近ハマンはモルデカイへの憎しみをつのらせ、妻のアドバイスに従って彼を吊るし首にする棒を立てたことに満足し、興奮して眠れずにいた。ついに彼は朝を待たずして王にモルデカイ処刑の許可を得ようと決心した。

一方、クセルクセス王はエステルが備えた酒宴で久々に美しい妻と語り合い、お酒を飲んだにも関わらず眠れずにいた。もしかしたら、ハマンに許可したユダヤ人全滅令のことが思い出され、ユダヤ人モルデカイについて引っかかるものでもあったのかもしれない。「その名をどこかで耳にしたような・・・」そこで仕える者に日誌を読ませ、すっかり忘れていたモルデカイの功績を思い起こした。

ちょうどその時、ハマンが王の前に現れる。しかし、用事を持ってきたハマンが自分の用を口にする前に、王が先に言葉を発した。「王が栄誉を与えたい者にはどのようにすべきだろうか」

偶然にしては計算しつくされたこの絶妙なタイミングに、神の働きを感じない読者がいるだろうか。

てっきり自分のための栄誉だと思い込んで王の即位と同じレベルの絢爛豪華な報酬を申し出るハマン。しかし彼が受けた王の言葉は、「ユダヤ人モルデカイにそのようにしなさい」という、衝撃的な命令だった。


あの憎いモルデカイに、この自分が王の栄誉を贈る役目を担わなければならない。ハマンは青ざめ、恐らく震えた。しかし王の命令は絶対だから、そのままモルデカイのもとに行って命令を実行した。そして悲嘆に打ちひしがれて自宅に転がりこみ、妻にことの次第を愚痴った。このときハマンに答える妻の言葉も印象的である。


「もしモルデカイがユダヤ人ならあなたは失脚します。生ける神が彼と共におられるからです」(続編より)

奇しくもこのころ、三日三晩の断食祈祷は終わりを告げ、王妃エステルの酒宴に招かれていたことすら忘れていたハマンのもとに、王の使いが迎えにやってくる。


今回学んだ章では豪華な報酬を受けるモルデカイが、とても陰の薄い存在になっている。モルデカイはかつて王の命を狙う者の存在を通告して彼の命を助けたとき、特にそのことで報酬を求めようという気持ちがなかったから、今回のような報酬は正直言って理解できない、居心地の悪いものだったのだろう。

しかし、そのような本人すら気にもとめなかった善行も、実は神の壮大なご計画の重要なポイントだった。私たちの日々の生活の中でも、報われない善行をすることがあるかもしれないが、それは神のご計画の一角を成すものに違いない。

バルセロナ日本語で聖書を読む会の2月の集いではエステル記6章を学びました。
次回は3月29日、エステル記7章を学びます。ご興味のあるかたはご一緒にどうぞ!集会についての詳細は集会HPをご参照ください。

今日このブログを訪れてくださったあなたが、主のご計画を成されますように。

| エステル記の学び | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
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