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バルセロナで日本語の礼拝に参列したい、聖書を読んでみたい、と思う方々への案内用ブログです。プロテスタントとカトリックの合同集会ですが、洗礼を受けているか否かに関わらず、聖書に興味をもたれる方ならどなたでも歓迎します。なお、統一教会やエホバの証人など、いわゆる異端といわれる宗派とは一切関係ありません。
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Greenfield Village
私はカナダの神学校で学んでいるとき、北米をあちこち観光しました。中でも気に行ったのがグリーンフィールド・ヴィレッジです。


北米のデトロイト州にあるこの町は、州きっての観光地なので知る人も多いし、リピートして観光に来る人も多い所。この町にはライト兄弟ゆかりの自転車屋や、トーマス・エジソン博物館もあり、古き良き時代を再現したベースボール大会が催されたり、SL蒸気機関車も走るなど、1800年代をそのまま再現していて、まるで町そのものが「大草原の小さな家」の撮影現場のようです。


中でもこの町が最も目玉としている名所が、フォード・モーター・カンパニー。そう、ここはFord社の創業地なのです。町の中ではFordのクラシックカーが走り(馬車も走るが)、ヘンリー・フォードの実家や博物館を訪問できます。そしてFordはもちろん、町のバスも開発して提供していました。


さて、1800年代のアメリカと言えば、はっきりとした人種差別が特徴的でした。リンカーンが大統領になるのは1861年で、奴隷解放をテーマとした南北戦争はそのあとに勃発しています。アメリカは完全に白人優位の社会でした。そしてこの白人優位意識は、時代が変わっても人々の心の中から容易に消えることなく、社会に暗い影を落としていました。

1955年のある日、Rosaは仕事を終えてバスに乗りこみました。彼女は非常にくたびれていました。当時のバスは、前から半分が白人席で、後ろの方が黒人席と決まっていました。Rosaは白人ではなく、そして黒人席は満席でした。Rosaはがっかりしましたが、しかしそれ以上に肉体的な疲労に耐えられそうにありませんでした。彼女は意を決して空いている白人席に腰をおろしました。


運転手(もちろん白人)はすぐに気づいて発進するのをやめて彼女に吐き捨てるように言いました。
「そこはあんたの座る席じゃない。立ちなさい。」
しかしRosaは立ち上がる気力がない。
「席をあけないと、警察を呼ぶぞ!」
Rosaは抵抗しませんでした。疲れ以上に、こうした社会にうんざりしていたのです。
運転手は警察を呼び、警察官はRosaをバスから引きずり下ろして投獄してしまいました。

Rosaは投獄されるようなことをしたのか?

この問いはすぐに黒人達の心に湧きあがり、Rosaを開放するための運動はすなわち、黒人解放運動へと発展し、ついにはマルチン・ルター・キング牧師が立ちあがるまで大きくなっていきました。黒人の眼を覚ました事件となったのです。

この運動はどんどん発展し、今日、アメリカ合衆国では黒人がバスの座席どころか、大統領席にも座ることができる社会へと変えられました。

      

冷静に見れば、Rosaの決断は小さな決意だったかもしれません。しかし、このような小さな決心が起こされなければ、つまり、神の本に書かれていても人の目には見えないような小さな仕事がなされなければ、今日の私たちはないのです。

ひとりひとりが、神の御心である決意を実行できるように祈っています。

Roberto Velet 師のメッセージより抜粋
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