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バルセロナで日本語の礼拝に参列したい、聖書を読んでみたい、と思う方々への案内用ブログです。プロテスタントとカトリックの合同集会ですが、洗礼を受けているか否かに関わらず、聖書に興味をもたれる方ならどなたでも歓迎します。なお、統一教会やエホバの証人など、いわゆる異端といわれる宗派とは一切関係ありません。
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女が強くなるとき
 本当に長らくご無沙汰してしまいました。一旦サボると結構腰が重たくなるものだな、と自分の弱さをかみしめています。久しぶりの今日は、エステル記の学びの最終回のまとめをお送りします。

くじ(プル)によって定められた宿命の日、アダルの月の13日が廻ってきた。かつての王の重鎮ハマンが決めたユダヤ人虐殺の日であり、今の王の重鎮モルデカイがこの策略に対して報復をすると決めた日である。

 ハマンとモルデカイ


この日までに、モルデカイは全国に知られる国の重要人物となり、政界の要人たちから丁重に扱われるようになっていた。しかし、それは彼がVIPだったからというより、これから行われるユダヤ人の報復を恐れてのことでもあった。

そして13日、全国のユダヤ人は結集して立ち上がり、彼らを絶滅させようと企んでいた人々の殺戮を始めた。国中に叫び声と泣き声がひびき、長い1日が終わるころ、首都スサだけでも死体は500体を超えた。


じっとこの日の終わるのを王宮で待った王妃エステルはどんな気持ちで1日を過ごしたのだろうか。夕刻、王はその日の報告を受けるとエステルに言った。

「まだ願いがあるか。あるなら応じてあげよう。」

この言葉の後に続くエステルの願いは、私たちにとっては意外だ。

「スサで、あともう1日同じことをさせてください。」

 王妃エステル


あの温和で美しいエステルの口から出たとは信じがたい言葉である。これは古くから制定されていたハンムラビ法典にも逆らう上、8章12節にある「これは国中どこにおいても1日だけと定められた」という勅書内容からも外れている。なぜエステルがこのような大胆な発言をしたか、今となっては分かる術もない。上品で物静かな女性でも、民族の危機にあって強くなったのだろう。とにかく、王はこれを認め、スサでは13日も同規模の殺戮が繰り返された。

ようやく事態は収拾され、ユダヤ人は生き延びてこの日を祝った。しかし、彼らは勝利を祝ったのでも、生き延びたことを祝ったのでもない。旧約続編にあるように、神の御業が成就したことを祝ったのである。

 ペルシアの首都スサの門


「神はご自分の民を心に留め、その御自分の遺産である民を義とされた。それゆえ、アダルの月のこれらの日、すなわちこの月の14日と15日は、ユダヤ人が神の前で、神の民イスラエルの間で、代々限りなく、集会をして喜び祝う日なのである」(F章9、10節)

当初は人のたくらみによって投げられたくじ(プル)が、神のご計画を実現する神のくじ(プル)となり、その結果、神が生きて働いておられ、神の民を護っておられることを証することができた。これを祝うのが、現在でもイスラエルで続いているプリムの祭りのはじまりである。

                       紀元前9世紀のプル

異文化の地に生きるとき、私たちはエステル達のように自分の信仰を貫く姿勢をどれほど実行できるだろうか。私たちキリスト者にとっては母国日本が異文化の地であると言っても過言ではない。地元の思想や習慣に流され、罪ある行為に走らずに祈り続けているだろうか。

もしそうでないならば、徹底的に自分の中のそうした部分を悔い改めて矯正し、執拗にもう一度悔い改めて叩き直す。そうする時、私たちの内に神が働かれ、神が生きておられることを証することができる。

今日、このブログを訪れてくださったあたなを、主が常に護ってくださいますように。

(次は、3人の王子のお話をご紹介します)

| エステル記の学び | 23:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
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